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【  2013年06月  】 

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第三部 第四章 ココの想い 【後編】

リフレクト・ワールド(The Reflected World)

2013.06.21 (Fri)

  国王ティグレ一世。Tigre……その名前のままで、「虎」の出で立ちを持つビストリアン。その体躯はかなり大きく、そしてその両眼は何者にも心を許さぬかのような、威嚇するような鋭い眼光を放っている。その眼光は今、定例議会に顔を並べる王国政府高官達へと向けられていた。 シナスタジアは王国ではあるが、その政治形態は実に原始的だ。それは例えるなら、単純なピラミッド型で表される。先ず一番下に位置するのが王国国民。彼...全文を読む

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第三部 第三章 ココの想い 【前編】

リフレクト・ワールド(The Reflected World)

2013.06.19 (Wed)

  四人は互いに顔を見詰め合った。正確には三人と一匹と言うところか。だが、この「一匹」は明らかに言葉を話し、啓吾達とコミュニケーションを取るに十分な能力を有している。「……ココ?」 啓吾は驚きの表情を隠せないでいる。啓吾ほどではないが、それでもフスハやレンの二人も目を丸くして、大柄なアビシニアンそっくりの一匹、いや「一人」を呆然と見詰めている。「何? そんなにビストリアンが珍しい?」 ココの声は些か不...全文を読む

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第三部 第二章 サンジェイ

リフレクト・ワールド(The Reflected World)

2013.06.11 (Tue)

  何処までも広がる若緑色の空に浮かぶ白い雲。鰯雲のようにも見える雲の群れは、遥か列車がこれから進まんとする方角へと続いている。幾つかの村や小さな町を過ぎ、今は列車の周囲には乾いた大地が広がっている。幹と枝だけの灌木と、所々に群生した草、乾いた赤茶色の土に、放置された車両の如く点在する岩。風は湿気を帯びず乾燥してはいるが、肌には心地いい温度に感じられる。このような土地を列車が走り抜けているにも関わら...全文を読む

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第三部 第一章 ビストリアンのココ

リフレクト・ワールド(The Reflected World)

2013.06.10 (Mon)

  一本の川が谷間に流れている。その水は寸分の濁りも見えない。その流れは急で、耳元を通り抜けていく風の音に混じり、水の流れていく音が聞こえてくる。川は万緑の木々を上に携えた谷間を抜け、そこになだらかな扇状地を形成している。谷間から離れるにつれ、土地の勾配は更に緩やかになり、目に映る家や何かしらの小さな建物の数が増えてくる。 幾つかの低い山々を越え、その谷間へと入った三羽のグリフィスは、扇状地に広がる...全文を読む

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第三部 序章

リフレクト・ワールド(The Reflected World)

2013.06.03 (Mon)

  理想を描くことは自由だ。理想を持つことも自由だ。全ての者が平等に持ち得る権利である。そのこと自体には如何なる障害もない。だからこそ「特権」と言っても良かろう。誰もが理想を描き、求め、そして邁進する。 だが、理想を追うとなれば必ずぶつかる最大の障害が現れる。それは現実だ。そして、地に足の付かぬ理想は大抵、現実に叩きのめされる。それでも諦めずに、最初抱いた理想をそのままの形で追い、推し進めようとする...全文を読む

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第二部 第五十三章 帰還

リフレクト・ワールド(The Reflected World)

2013.06.02 (Sun)

  アルバトロスの帰りの道程も穏やかではなかった。それもそうである。一度、航空自衛隊に察知されてさほど時間も経っていない中、いきなり東京湾から首都上空に侵入し、こともあろうに米軍横田基地へと進路を取ったのだ。傷付いたグランシュとトルソ両名を回収後、音速に近い速度でそのまま転進、再び東京湾に入り、領海を抜けていったのだ。百里基地では大騒ぎとなった。 騒ぎは横田基地においても同様だった。NSAの要請により...全文を読む

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第二部 第五十二章 奪還 【5】

リフレクト・ワールド(The Reflected World)

2013.06.02 (Sun)

  米兵ニックがハンドルを握る車は、閉じられていた茶色のゲートを力任せに突破し、国道十六号線に躍り出た。アウグスト達の乗る車に突如前に出られた大型トラックの運転手は、慌ててハンドルを切ったために車体が流され、二車線の道路を塞いだ。そこに後続の数台が追突する。トラックはそのまま横転し、その先頭はセンターラインを割った。対向車線を走ってくる車は甲高いブレーキ音を立てながら停止し、そこにもまた後続車が追突...全文を読む

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